キリコムへよくいただくお問い合わせの中に、こういうものがございます。

「パス」と「クリッピングパス」の違いは何でしょうか?

「パス」と「クリッピングパス」は名前が似ていますが、
実は、それぞれ全く別の機能です。今回はこの2つの機能の違いについてご説明します。

「パス」について

パスは「選択した箇所(=選択範囲)の情報データ」のことです。
つまりパスつけは「画像ファイル内に、選択範囲の情報データを保存する処理になります。

このパスは、切り抜きや色調整にとても便利なデータです。
切り抜きは「画像から必要なものだけを選択し、それ以外を消す」作業ですが、
一度この選択範囲のデータをパスとして保存しておけば、
後からお客様側で、切り抜きの範囲を変更したり、背景や対象物の色味などをご自由に調整することができます。
(※photoshop/illustratorをお持ちの方に限ります)

おつけしたパスの使用方法、および選択範囲への変換方法については以下をご参照ください。
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/converting-paths-selection-borders.html

参考記事
切り抜きとは何をどうすることなのか
切り抜きとトリミングとリサイズの違い

 

「クリッピングパス」について

クリッピングパスは、
パスを使って、背景透明の切り抜きをする」機能です。
ですので、パスつきの切り抜き画像のみで使用できるオプションとなります。

通常、キリコムの切り抜き作業では、背景を白か透明にしてお届けしていますが、
背景透明で切り抜きしますと、元画像よりも処理後のデータサイズが大きくなる場合がございます。
この背景透明の画像を、illustrator等で多数配置しますと、
illustratorの挙動が重くなり、ドキュメントのデータサイズが膨れ上がってしまいます。

しかしJPG・EPSのファイル形式については、
パスデータにこの「クリッピングパス」を設定することで、
軽いデータサイズのまま、背景透明で切り抜きができます。
(※ クリッピングパスを設定した切り抜き画像は、illustratorのみ使用可能です)


いかがでしょうか。

切り抜き作業についてのご質問・その他ご不明な点がございます場合は、
弊社メールアドレス(faq@kirinuki-ya.com)までお気軽にお問い合わせくださいませ。